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「DIVと私」 第5話

魚オタク、マクロオタクの私は、大学卒業後に中堅ディベロッパーに就職し、逗子マリーナのマンションや、リゾート物件関連の営業を担当させていただいたのですが、当時雑誌「月刊ダイバー」のカメラマンだった潜水部先輩のSさんや、「ダイビングワールド」の編集をされていたKさんの仕事を見聞きするうちに、水中写真関連の仕事が頭から離れなくなり、常連と化していた水中カメラ店「タートル商会」からのお誘いに気持ちが抑えられずに転職。当時のベストセラーハウジング「トリエステ」の販売や「アクアティカ」の輸入業務に携わりました。そんなとき、あるお客様から「DIVが出している水中で話ができるマウスピースがあるんだけど取り扱えないか?」との問い合わせがありました。DIVは「ハウジングメーカー」だと思っていた私は、「DIVがマウスピース??」と怪訝に思ったのですが、念のため電話をしてみると、電話に出られた女性(工藤社長の奥様ではなかったかと・・・)が、「ええ、やってますよ。なんだかこんなもので本当に水中で話ができるのかしらねえ、って思うんだけど。皆さん、大丈夫、ちゃんと話せましたって言うもんだから・・・」とのこと。仕組みはよく覚えていませんが、とてもシンプルな構造のアイデア商品的なものでした。変わって電話口に出てくださった工藤社長の遠慮がちな、でも得意気な商品説明を聞いているうちに、この面白いオヤジ(失礼!)に興味が沸き、学生時代に抱いていた嫌なイメージが緩和され、ちょっと親しみをいだいたのでした。(つづく)

DIV HANDS 臨時店長 大村謙二

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